EAR GOES BY

年の瀬も押し迫ってまいりました。 Year Goes Byですね。

最近あまりイヤホンを買ってない。 今メインで使っているATH-MSR7とSHUREのSE215SEの具合がすこぶるいいから、買う必要性にかられないからだ。 私の耳が満足しているのだ。 私のデビルイヤーが満足してエンジェルイヤーになっているからだ。 ところで、デビルイヤーは地獄耳ではない。デビルイヤーは悪魔耳だ。 デビルイヤーは地獄耳、と刷り込まれて生きてきてウン十年、やっと気が付いた。

そんな折、あるニュースが目に入った。 「ドンキホーテが完全ワイヤレスイヤホンを5980円で発売」

気づいたら、手の中にドンキホーテの完全ワイヤレスヘッドホンがあった。 何を言ってるかわからねえと思うが、俺もなにをされたのかわからねえ。

ということでなんか便利そうだからって勢いで手に入れたイヤホンのレビューをしよう。

DZBES-100-Dの基本機能

「見せてもらおうか、ドンキホーテのイヤホンの性能とやらを!!」

完全ワイヤレスというくらいだから、線がない。 右と左も繋がっていないのだ。 なんで繋がっているかっていうと、Bluetooth。 プロフィールはAACに対応しています。 AACってなんやねんって人はヤマダ電機でお兄さんにでも聞いてくれ。

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で、こんな感じでケースに入っているのですが、このケースは充電器も兼ねています。 しかもこの充電器も充電できるので、外で聴いていて、バッテリーがなくなったらこのケースのみで充電できるという便利ケース。 この辺はガジェット好きの心をくすぐってきますね。 再生時間は一回で2.5時間。 そしてケースでの充電が5回できるので、移動して用事してる間に充電としていけば、問題はなさそう。

使いやすさ

オジサン世代としては気になるのは使いやすさ。 こと、Bluetooth機器であるのでペアリングのしやすさが気になるところ。 ところがこれが簡単なのである。 ケースから出すと自動的に電源が入り、ペアリング待機モードになる。 その状態で接続機器側で表示されたDZBES-100を選択すればペアリング完了。 機器側のBluetoothがONになっていれば二回目以降はケースから出したらすぐに繋がります。 ケースを出したら2秒で接続。 サトウのご飯越えですね。

あと、上面がボタンになっていて、押すとON/OFFがイヤホンでも操作できます。 ここまではコストパフォーマンスに優れた製品と言えると思いますが・・・

鳴り

では、再生能力はどうなのよ?ってことですよね。 一番大事なところ。 料理だったら、味。車だったら、速さ。男だったら、大きさ。 そう、一番大事なところ。

正直言って、価格なりだと思う。 価格なりと言っても、無線分のコストを差し引くと、価格帯としてはもうワンランク下。 3000円〜4000円のエントリーモデルの鳴りごこちだと思う。 音圧も低めでボーカルが前に出る感じと、多少低温が強調された感じ。 いわゆるドンシャリ感ってやつだ。 ギター好きであるならば、これで聴くと満足感を得ることは難しいと思う

あと気になったのは、ハイレゾを聞こうとすると音切れをするのだ。結構ひどい。 情報が多すぎて伝送が追いつかなくなって、切れてしまうのだろうか。 WAVは問題なく再生できた。

総論

とは言いつつ、Bluetoothは便利ですね。 コードがないので、しまうのが楽だし、この季節、マフラーを脱いだりするときに引っかかったりしないし。 だから、この金額でこの性能であれば、とりあえずワイヤレスイヤホンがほしいって人は買ってもいいかもしれない。