一と八はどちらが成功なのか

上に乗った女の腰が反りかえる

訳ではなく、物事がうまく行くか失敗するか?そういう綱渡り的なことを現す言葉。
のるか反るか。
一か八か、とも言いますね。
英語でいうならSink or swim
そもそも、のるか反るかは『伸るか反るか』であって、上にのる訳ではない。
騎乗位してる女の腰が反り返っている訳ではないのだ。
弓を作るときにどちらに曲がるか、ということらしいです。
どうですか?
あなたの心のへぇボタンは押しましたか?

一か八かはどういうときに?

例えばじゃんけんをやっていて、何を出そうか悩んだ末に確率1/3だということで、えいやと目をつぶって出す時がある。
えーい、ままよ。一か八かだ、と。
これは果たして健全なのだろうか?
はたしてじゃんけんは1/3の確率なのだろうか?
否。
じゃんけんは読み合いのゲームである。
ランダムにグチョキパーを出すならそうであるが、そこには人間の意思や心理が働くのである。
例えば連続してグーばかり出すことは人間なら避けたくなる。
でもあえてそこを曲げて連続してグーを出すこともあるかもしれない。
なぜか?
著名なみつをが言っていた。
人間だもの。
そう、だからそこは考えるべきなんだ。
一か八かでやっていいことではないのだ。

セーフティが心を弱くする

例えば仕事で作業する時、あるところまで進めたとき、その先は二つの方法がある。
どちらからうまくいってどちらかが失敗する。
そういうときどうするか?
差戻しができるようにしますよね。
セーブしたりして。
そうすることで失敗してもそこまで戻ってやり直せる。
男女間の失敗はやり直せないけど、仕事の失敗はやり直せる。
そう、セーフティゾーンを作っておくのだ。
しかし、これがアダになることもある。
失敗しても大丈夫という安心感から、よく考えずに実行してしまう。
一か八かをいとも簡単にやってしまうのだ。
果たしてそれはいいのか?

頭は使ってこそ磨かれる

セーフティゾーンがあることで、失敗を恐れずに簡単に決断してしまう。
安心感があることはいいことだ。
多い日でも安心できた方がそれは女性も助かるだろう。
でもそれによって失うものもある。
もしそのセーフティゾーンがなかったら。
もっと可能性を考えるだろう。
考えてシミュレーションすることでなるべく失敗する確率を下げるよう努力するだろう。
これが頭を鍛えてくれるのだ。

シミュレーションするというのはものすごく脳みそをつかう。
どこをどれくらい使うかは茂木先生に聞いてもらうとして、とにかくつかう。
そしてのうみそは使っただけ成長するらしい。
聞いた話しだと、脳はつか続けていれば死ぬまで衰えることはないんだとか。

この辺の信憑性は置いておくとして、一か八かの勝負をする時も、運を天に任せるだけではなく、少しでも確率をあげる方法を見つけて行くのが良さそうですね、というお話しでした。